World Baseball Classicが俄然面白くなってきました。日本が準決勝進出したこともまあ笑いましたが、米国がメキシコに敗れたのはとても衝撃的でした。


少なくとも今回のWorld Baseball Classicでアメリカが手を抜いていたとは思えません。バック・マルティネス監督、アレックス・ロドリゲス、デレック・リー、デレック・ジーター、など面子を見ると世界一の威信をかけて戦っていたはずです(総年俸約98億円軍団!! ちなみに第一屋製パン(2215)の時価総額とほぼ同じ。)。もちろんこの短期の試合結果で本当の実力が発揮できたかどうかは分かりませんが、少なくともアメリカが世界の野球界において絶対的に強いとは言えなくなって来たのは事実です。


という訳で、そろそろメジャーリーグの最高峰を決する「ワールドシリーズ」の名前を「北米シリーズ」に変えたほうが良いでしょう。もちろん一国の代表チームの世界一と、クラブチームの世界一を決するという違いはあるでしょうけれど、すくなくとも、メジャーリーグのトップが必ずしも世界でのクラブチームのトップであるという保証はなくなったと多くの野球ファンが気付いたでしょうから。


いずれにしても、サッカーより野球が好きな私としては、World Baseball Classicは、今後も是非続けて欲しいと思います。